「しっ……失礼しましたぁ!」



バタバタと花園をあとにする


そこでようやく唇を離す



「最低!人前でキスするなんて!」


「追い払うにはいいだろ。それに」



俺はアイツの髪を手にとり


「惚れさすって言っただろ」


「な"!!」



アイツは顔を赤くしながら

俺に背を向けた



その姿が可愛いと思ってしまった