「わかった……明日詠太のお父さんに会えばいいんだよね?」


詠太は勢いよく手を机につき立ち上がった


「今のほんと!?ありがとう!理央!マジ好きだ!」



詠太の為にと思い承諾した



そして



あっという間に翌日

















「えっ……詠太?」


「何?」



「ここは?」



「俺の家」



私の目の前には


“吉川組”の大きな看板



「ねぇ………詠太の家ってもしかして……」



「ヤクザだけど」



マジですか………