1回目の予鈴が鳴った。 その予鈴の音を聴いて、ばらばらと立ち上がる。 「まぁ、剣ちゃんもそういう事で悩むようになったんだよ」 千波。あなたは私の母親ですか? 「そうだよね。剣、私も色々聞いてあげるから」 鈴音も。あなたは私の姉ですか? 「ああ……。2人共ありがと……」 とりあえず、不機嫌そうな顔をしてお礼を言っておく。 「どういたしまして!」 ……。 他人事だと思って、楽しそうにしてるね。 やっぱり話しても意味が無かったのか。 でも、心は晴れたような気がする。 気だけ。