紳士的なLady




「架月……。架月、玲佳の事だよね……?」



引きつった笑顔でそう訊ねてくる鈴音。



すごく、申し訳ない気持ちがする。




「うん……。そうだよ」



大きく首を縦に振る。

上げた途端、肩を掴まれた。



「剣の馬鹿あー!!」



鈴音の声が耳に響く。




いつも声大きいけど、こんなに大きい声を聴いた事あったっけ?



「もうヤダー!!」と金切り声に近い声を上げながら、机をドンドンと叩く。





「剣何してたの?ねぇ、昨日私らと別れて何があったの!?ねぇ!!」



ガクンガクンと肩を揺さぶられ、身体と頭が動く、動く。



「剣ちゃん。昨日何があったの?」




それを千波がやんわりと訊いてくる。



「早く言って。剣ちゃん」



だけど、目が笑ってない千波。


怖……。