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暑苦しい体育館。
そして体育館には全校生徒が密集して、さらに暑くなっている。
今は7時間目。
そして、立会演説会の最中だ。
私は眠気と必死に戦っている。
だって、私とは関係無い人なんだし。
その人が頑張れば良い事じゃないか。
「次は、会計候補の2年3組の榊恵一くんです」
放送部の人の綺麗な声が、体育館に響き渡る。
あ、会長候補の人たちの演説、聴きそびれた。
まあ……、別に良いよね。
こんなの、紙切れに丸を付ければいい話なんだから。
重たい瞼を開けて、壇上に上がっている榊を見る。
緊張してるみたい。
「皆さん、こんにちは!!会計候補の、榊恵一です!!」
マイクがあるのにも関わらず、彼は大きな声でそう言った。


