きびきびと働いている満原。 たかが俺らよりも2歳年上の奴らの卒業式に、そこまで真面目に働くのも馬鹿馬鹿しい。 俺はさっさと自分の仕事だけ終わらせて、その場を後にした。 勿論、卒業式の在校生代表として式に出席した。 出席したというより、“させられた”と言う方が正しいが。 長い長い式の間も、満原は背筋をピンと伸ばして、じっと聞いていた。 その姿が、やけに凛々しく見えた。