「なっ!!架月!!止め……」 「止めねー」 顔が、熱くなる。 心臓の音が、聴こえる。 あの時のように、驚きはあって。 でも、不思議と嫌悪感は無くて。 静かに、静かに、肩の力を抜いていく。 まだ、流れ切れていなかった涙が一筋、頬を伝って床に零れていく。 緊張感と、安心感。 初めて味わう感じが、私には心地好かった。