〜天音side〜 今回の舞台、あたしがヒロインだったら――――― 何度、思ったことだろう。 あたしにとってのヒーローはいつだって宏しかいなかった。 今だって、あたしのヒーローは宏しか考えられない。 ――――――あなたにとって、ひとときだけでもあたしはヒロインになれていましたか? それを聞きたくてどうしても今日、あなたに話しかけたかった。 だから、待ち伏せしてたんだ。 迷惑だったかな? でも、あたしを見て驚いてくれて少し嬉しかったんだよ?