今日こそは!
気合を入れて家に入る

決めたんだ、ちゃんと謝って夕矢と仲直りする


「夕矢!私、その、謝りたくて。
ごめんなさい!!悪かったです.....」


意を決して頭を下げた

言った、やっと言えた!
謝ることが出来た!!


「それ、どうゆう意味?」

「.....へ?
あ、えと、だから夕矢に黙って輝君と会ってたから。
その、だから、ごめんなさい??」

「要するに、お前は謝んなきゃいけないことしてたわけか」

「はへ!?」


なになになに!?

なんか変な方向いってない??

いやいやいや絶対変な方向行ってるよね?


なんか夕矢の不機嫌オーラが倍になってるよ!


「もういい。
勝手に輝君とよろしくしてろよ」

「な、なによそれ!
ゆ、夕矢こそ勝手に相川さんと仲良くすればいいでしょ!」

「.....ああ、そうする」

「.....え?」



ばたりと戸が閉まって
夕矢は出て行ってしまった

なに?この状況.....

これじゃあまるで私たち



別れたみたい