土埃が収まると・・・

そこに姿を現したのは━━━━━━

金色に輝く毛並みと紅く光る眼・九つの尻尾を持つ巨大な狐。



「姫よ。この九尾、姫の御ために!!」

大きく響く咆哮を上げた九尾は自分の配下が集まってきたことに気が付いた。