「はっ?!なんだよ!
なんでいきなり俺に話振るんだよ!」
なぜか焦りまくりのエトー。
「あのさ、ウワサになってんぞ?
エトーが彼女と結婚間近だ、って。
なあ?楽。
お前も聞いたことあるだろ?」
「あるある。
部活の顧問だから真相知ってんだろ、
っていつも言われるからこっちも参ってんだよ」
楽と俺の言葉に唖然とするエトー。
「で、真相は?
俺らにくらい、ホントのこと教えてくれたっていいだろ?」
「…それも、そうだな」
…あれ?
なんかさっきとテンション違くないか?
どうしたんだ?エトー。
「実は…俺、彼女とは別れたんだ」


