真由美さんは、話してくれたことがある。 “噂にならなかったらどうなっていたかわからない”と。 憧れていた上司。 長い月日を経て、ようやく近付くことができた。 それは、真由美さんにとって、嬉しい出来事だったに違いないし、そこに“ときめき”があったんだと思う。 想像してみた。 もしも、私が先生と結ばれていなかったら・・・・・・と。 卒業して、他に好きな人ができて、別の人と結婚したとする。 何年かぶりに会った憧れの新垣先生。 絶対にドキドキする。