ソファの背もたれにもたれた畑中は頭を抱えながら、大きなため息をついた。 「先生、本当に誰にも言わない?」 畑中は真剣な目で俺を見た。 「ああ。俺のこと、信じて。絶対言わない」 しばらく沈黙が続いた。 「相手・・・・・・保健室の先生なんだよ・・・・・・」 お? まじか? 俺と直の逆バージョン! 禁断の恋ってやつ? って喜んでる場合じゃない。 保健室の先生は確か結婚していたはずだし。