「ちがっ………」 「また嘘つきか。」 ううう。 鋭すぎる。 「照れたよね?」 「て…………、」 「うん?」 「照れました。」 ああもうっ、恥ずかしすぎる。 顔の温度が急上昇する。 こんなんでこれから一緒に住んでいけるのかな。 彼の存在は心臓に悪すぎる。 「も、もういいから。 早く作ろ…………!!!?」 ぎゅう。 中村くんの匂いが強くなったと思ったら、 抱きしめられてますけど。