「朝練、来なかったね」 「あぁ」 「なんで?」 「やめたし、サッカー」 「だったら退部届け、出したら?」 退部………。 「…………」 「クスッ、やっぱりカイトサッカー好きなんじゃん?」 そりゃあ、好きだよ。 「そりゃ………」 「じゃぁやればいいじゃんって。うん、やりたいならやればいい。」 レイはいつもの あの天使のような笑顔で自信たっぷりに言った。