屋上で倒れた私を見て、柳之助が銀ちゃんの携帯に助けを求めたらしい。




銀ちゃんが学校まで来て、私を病院まで運んでくれた。




銀ちゃんありがとう。




銀ちゃんが来てくれて嬉しかった。




銀ちゃんもう怒ってない。



このお腹に銀ちゃんの赤ちゃんが、いるかも知れない。



｢銀ちゃん、私赤ちゃんいるかも知れない。


赤ちゃんいたら生んでいいよね。｣




『あぁ勿論だ。』




なんか銀ちゃんおかしい、私の顔を見ようとしない。



私に何か隠してる？




産婦人科の前に立って、




銀ちゃんと一緒に診察室に入る。




先生は優しそうな女医さんだった。




女医さんを見て銀ちゃんが固まった。




まさか又昔の女？




『あら銀平久しぶり。ねぇ元気だった？


あ、ごめんなさい。妹さんがどうかしたの？』




妹ではありません、私制服着てますが、




こう見えても妻ですから！