あー…どうしよ、引かれたりしたら。
なんてネガティブなことをエンドレスに考えていた俺の耳にゆっくりと届いた可愛い声と足音。
「み、水無月くん!」
呼ばれた自分の名前にバッと反応して周りを見渡せば、視界に入ってきたのは白いワンピースを来た如月さんだった。
……か、可愛すぎませんか!私服可愛すぎませんか…っ!?
白いワンピースに茶色のブーツ。短い丈の上着にチェックのマフラーまで、全部が全部如月さんの可愛さを引き立ててる気がするよ。
…やばいやばい。
ちょっとまじでくらっとした。
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