俺は腕で光るブレスレットを、最後の力を振り絞って後方の窓に向けて投げ放った。 窓に当たったブレスレットは、まるで結界を破るかのようにヒビを付けていく。 そんな光景を見兼ねた運転手が急いでそれを阻止した。 「バカヤロー!!!!」 運転手は俺の行動に雷を落とした。 「ごめん……なさい…」 「いいですか!? 窓が割れるとこの二台目は即破棄されるんです!! このバスがなくなると、私はその時点であなたを見捨てて帰還することになるんです!」 どうすれば………