タケシ−−−− ミコが二人組の男に犯されたあの日は、皮肉にも俺の誕生日だった。 あの日、ミコは俺と別行動だった。 俺は薄々気づいていた。 プレゼントを用意してくれるのだろうと……。 何かあればケータイがあるから、心配はさほどしていなかった。 だが、ミコは約束した夜の八時半に現れなかった。 心配になり何度も電話をかけたが、ミコは電話に出なかった。 ミコの身に何かあったのだと気が気でいられなかった。