涙の宝器~異空間前編




「奴は最初の一言で対応が変わるんだ。
失敗すれば不利になるから気をつけろ」


「どうしたら?」


「自分で考えろ」



意味がイマイチ分からなかったが、とりあえず行くことを決心した。



「他に言いたいことはあるか?」


「DANKE SHAN」



俺は今何を言ったんだろうか?


口が勝手に滑った。


仮面男は顔を歪めた。


男は俺に背を向けた。



「早く行け」



俺は余計な事を言ってしまった……


仮面男に背を向けて俺は鏡に入っていった!