涙の宝器~異空間前編



電車の騒音が聞こえてきた。


その音はだんだんと近づいてくる!!


まさか!?


そう!!


まさに電車が向かってくる。


外れない足の錠、向かってくる電車。


死界行きって??


私死ぬの!?


いやだ!!



「外れてよ!!!」



どうしようもない状態。



「誰か助けて!!」



電車の姿が見えてきた。




お…わ………り…




急にフラッシュがかかり、視界が見えなくなる。


フラッシュが止むと自分の状況の異変に気づく!


私は線路からホームに移動していた。