涙の宝器~異空間前編



飛んでる間は竹の棒が不自然過ぎるほど浮いているが、この雪景色ならそんなに目立たないだろう。




しばらく飛んでいると……



「あっ……!!」



見つけた!!


俺の全身は寒さとは別で、肉食類(ご飯)を食べられるというその達成感を目前にヒートアップしていた。




俺は真下にいる猪に目が眩んだ!!


あれ??


この時期に猪って生息してるんだっけ?


………………


まぁ〜いいや。


あんまり動かない猪。


チャンスだ!!


俺は竹槍を構え、それを猪一点に集中させた。