ケースを手に取りタケシの元に降りた。 開けてみると、分厚い本が一つとペンが一本入っていた。 「なんだこれ?」 「さぁー」 本を開くと文字がたくさん載っていた。 それは小学生の頃によくやっていた漢字ドリルのように、薄い下書きの漢字で書き順などを上書きするような内容だった。 それを見た俺は面倒臭い感覚になり本を閉じた。 「ただの勉強道具だよ」 「でもこれ日本語じゃない? わざわざあんな所にあるってことは、きっと何かに役立つと思う」 「これがかぁ…?」