不安は的中した。
なんと43人のクラスに元クラスの奴は一人もいなかった。

幸い同じ寮生の人間が二人いたのだが、あまり話す機会もなかったので
「とても仲良し」と言われると素直に首を縦にふることはできない。

しかもその二人も元クラスの友人がいた。
一人は気を使ってその輪に入れてくれたのだがいかんせん居心地が悪い。自分のわからない会話(元クラスの話だった)が楽しそうだったのでその輪には入りずらかった。


もう二人喋ったことがある奴がいたが学食で一回しか喋ってない。 友人というくくりには入らない。