そして、旦那に 憧れのカケラも無くなった今となっては、旦那に 抱かれたいとも 思わない。

だから、排卵日とか、生理前とかの、生理的に欲求が高まる日しか、セックスをしたいとは思わない。

それに、私達夫婦のセックスは、
『抱く』とか
『抱かれる』とかいうような、
主従関係のあるものではない。
私達のそれは、全く 対等な ものであった。

だからこそ、ロマンもなかった。

夜の布団にまで持ち込まれてしまった、 生活の中での、私達の対等さは、
『犯されたい』
という、多くの女性が抱いている、最も 女性らしい 欲望を排除してしまったのだ。