【「仕事」以外で人間の『幸せ』を刈るのは厳罰対象】 分かっていたのに…刈ってしまった。 静かに、自分の掌をみる。 ――もう、一体いくつの『幸せ』を刈ったのか。 …ある日、目覚めたら自分が死んでいた。 そして、自分の部屋の隅に町田が立っていて。 「君は数年前死んだのさ。 …だが、厳正な審査の結果、君が『スレイヤー』になることが認められた。 これから君の名前は三神紬。 …『幸せ』を刈る『スレイヤー』だ」