「な、何故、って……」 三神は鎌を振り上げたままで、俺を警戒しているようだった。 「そんなデカい鎌…人間に振り下ろしたら、死んじゃうだろ!?」 ごく当たり前のことを言ったつもりだったが、三神はぎゅ…、と鎌を握りなおしただけ。 「おい…それ、降ろせよ…?危ねえし…」 て言うか、まずその鎌どこで手にいれたんだ? 法の基準なんて知らない俺にも分かるが、明らかな銃刀法違反。 しかも到底、細腕の女の子に振り回せるような重さではないだろう。 ――謎だらけの三神に、また一つ謎。