「じゃあ、どうして…?」 三神はゆっくりと視線を俺からグラウンドへと移した。 ――なぜか、その動きがとても綺麗に見えて……こっそり惚れ直したことは隠しておく。 「……あの練習している運動部は…」 おそらく初めて聞いた三神の声。 それは鈴をころがしたような、可愛らしい声だった。 三神は、静かに言葉を紡いでいく。