がんばった
もう十分
がんばったんだ


おもいっきり吐き出した
あとに残るのは
少しのスッキリ感と
大きなもどかしさだけ


空っぽになることを
望んでいたのに
むしろ逆に
虚しさが溢れてくる


必要とされたい
認められたい
届かない気持ち
冷えた心

あたしはどうして
ここに立っているんだっけ
こんなとこで
立ち止まっているんだっけ

そんなことさえも
わからなくなった



1人になるのが怖かった
偽りの友でも
1人でないのなら
なんだってよかった


“人は1人では生きていけない”
よく聞く言葉

意味を間違うと
あたしみたいになるんだね


1人になったあたしに
手を差し出す者はいない
信じていた仲間は
本当に偽りの友だった

それでもいいと
思っていたのは
あたしだったはずなのに

1人になってようやくわかった
“人は1人では生きられない”
と言う、本当の意味を

仲間の大切さを
自分の甘さを
自分の弱さを