AVENTURE -君の名前を教えて-

い…言っちゃった…!


顔面蒼白になるのがわかった。
血の気がさぁっと引いていく。


もう、私。
生きて帰れないかも…


その時、アヤがギュッと私の手を握ってくれた。


…アヤ……


アヤは笑って、こっちを見ていた。

「カトレア様」

日本語で話し始めるアヤ。

「確かに、彼女には最初、彼女を演じてほしいとお願いした。でも、今は違うんです。本当に、俺も、心から彼女を愛しているんです」

真っ青な顔で首を横に振るカトレアに、アヤは言った。