AVENTURE -君の名前を教えて-

数十分が経過したところ、また、彼女がしゃべりだした。

「では、次に登場いたしますので、今回のメイン、アヤ王子です。どうぞ!」

会場に入ってきたのは、真っ白なタキシードに身を包んだ、アヤだった。

「おぉ!まさか今日、このようなお姿を拝見できるとは!」

「やっぱり素敵ね、アヤ様は」

周りから拍手が起こる中、アヤは入り口から少し歩いたところで止まり、振り返った。

「最後に登場いたしますのはもちろん王子のお相手、どうぞ!」