AVENTURE -君の名前を教えて-

暫くまた、歓談の時間が過ぎていく。
気がつけば、外はもう日が落ちて暗くなっていた。


もうこんな時間なんだ…


きょろきょろと辺りを見回して見るが、アヤの姿が見えない。


どうしたらいいかなぁ…私。


グラスに入ったワインを差し出されたが断った。
手に持っていたからのグラスを渡して、一度会場を出た。


「どちらへ?」

不意に声をかけられて振り返ると、そこにはチカの姿があった。

「え?あ…いや、ちょっとお手洗いに行こうかと思って…」

答えると、チカがこっちだ、と案内してくれた。