AVENTURE -君の名前を教えて-

「さて、ここからが本題。今回のメインイベントよ」

ホットティーをグイッと飲み干し、一枚の封筒をスッと差し出してきた。
何か解らず、手にとって見てみる。

「それは、あなたの分。開けていいわよ」

トランに言われ、封を切る。
中には、綺麗な真っ白な紙に、金字で文字がプリントされたものが入っていた。
それは、まるで結婚式の招待状のようだった。

「これ、は?」

首を傾げながらきくと、トランは満面の笑みで答える。

「アヤ達の婚約披露パーティーの招待状よ」

「へっ!?」

目をパチクリさせていると、トランは真剣な表情で聞いてきた。

「昨日の話、覚えてる?」

聞かれて、私は昨日の出来事を思いだし、顔を曇らせた。