AVENTURE -君の名前を教えて-

どのくらいの時間がたったかわからない。
差し込む光が少し薄らんできて、少しだけ、室温が下がったのか、私はぶるっと身震いをした。

「寒いのか?」

アヤはそういうと、自分のジャケットを私にそっとかけてくれた。

「あ、だいじょ…ごめん、ありがとう」

言うと、アヤは小さく笑った。

「目が少し腫れてるな」

そっとアヤが私の目の下をなぞった。

「…本当に、すまなかった」

言うと、アヤは私の体を自分の方へと引き寄せ、ぎゅっと優しく抱きしめた。