―――――― ―――― ―― チュンチュンチュン。 鳥の囀りが聞こえる中、うっすら瞳を開きぼやける視界を見つめる。 温かく、包み込まれてる様な気分の中で、目の前には黒い何かが映ってる。 まだ働かない頭のままそっと顔を上げると…。 「…っ??!!」 今にも大声で叫んでしまいそうになるのを何とか堪える私。 しょ、翔ちゃんっ?! どうして私、翔ちゃんと一緒に添い寝してるの?!