濡れた体温ごと奪って



楽しい時間は過ぎるのが早く、気付くともう夜の8時になっていた。


まだ帰りたくないけど…いつまでも居る訳にはいかないよね。




「紗耶。いつでも来てくれて構わないからな。来たくなったら迎えに行くから連絡してくれ」


「あら、そんな事しなくても大丈夫よ。翔矢が責任持って連れて来てくれるわ」


「ははは。なら心配ないな」




パパもママも満更ではなさそうな笑顔で笑ってる。


この時私は家族ってやっぱりいいなって、心底思った。