濡れた体温ごと奪って



ママになら話してもいいかな。


きっとママなら…私の話しを聞いて…気持ちを楽にしてくれる。


私はお母さんと彼氏の事…彼氏に虐待された事…そしてお母さんはまだ…彼氏との別れを決めていない事…。


全部打ち明けた。




「そう…だったの……この六年の間…つらい事があったのね…」


「…ママ」




ママは瞳に涙を浮かべながら、私の隣りへ座ると優しく手を握ってくれた。


やっぱりママは…温かい…。


すごく温かい。