だから私はこいつに惹かれたんだ。 ライバルとなんか思っていない。 こいつは私の鏡。 まるで私を見ているようで、 でも、私の持っていない沢山の『何か』を持っている。 私もあなたの持っていない『何か』を持っているのだ。 だから、惹かれた。 少なくとも私は。 何がライバルだ。 そんなものじゃない。 違う何か。 多分心のどこかで分かっているんだと思う。 だけど、気付いたらいけないのだ。 もし気付いたら、自分に歯止めが利かなくなる。 私はその時、こいつを壊してしまうだろう。