『あ~おい!!!』
 ダチの悠は、俺に飛びかかって来た。
 俺は迷わず避ける。
 
 『おまえ避けただろ!!!!!』
 「そうだけど?で、なんなの???」
 眠くて少し不機嫌モードに入ってる俺。

 『俺彼女できたんだ♪♪♪』
 「ふ~ん」
 『少しは驚けよ!!!』 
 驚けと言われても、悠は毎週のように違う女に変えてるし、もう慣れた。
 
 「ヘェ~ソウナンダ~ヨカッタネ~」
 『思いっきり棒読みじゃねぇかよ(笑)まぁ許してやるよ♪』
 今度は何日の彼女だろーな~
 
 『俺明日彼女と会うからおまえも連れてってやるよ。』
 なんで上からなんだよ。
 超・蹴り飛ばしてぇ(笑)
 
 「嫌。」
 正直、悠の元カノやダチは好きじゃない。
 
 女のくせに酒飲みまくって、その上男に貢がせて…
 俺の嫌いなタイプだ。
 大体行ったところで自慢されるだけに決まってる。
 
 『俺の彼女のダチ可愛いぞ♪♪え~と…写メたしかあったな…』
 そう言って悠は携帯を出している。