「えっ?!何が?」

亮太はあの時、すごくテンパってた。

私はその時に昨日自分がラブレターを亮太に渡しているとこが頭の中でリピートされた。

「あっ!!うん、ありがとう」


嬉しくて嬉しくて…

どうしたらいいか分からなかったからありがとうを言った。

亮太はにっこり微笑んで教室を出ていった。

次は体育だったからみんなが着替えだした。

私も制服のボタンを外そうとするが手が震えてうまく外せない。

タイミングよく夏がやってきた。