「飯食おうぜ。俺、腹減った〜」 「そうだね。」 みんなでお弁当を広げる。 「悠と鈴川君は前から知り合いなの?」 「うん。学校は違ったけど、クラブチームは同じだったからね。」 「そうだったんだ〜!」 「ええなぁ…大阪が恋しくなってもうたわ〜」 「もうホームシック〜??」 「ウチ、大阪大好きやもん。せや!ええこと思いついた!」 「なになに〜?」 「夏休みになったらさ。みんなで大阪行かへん?」 これにはみんな驚いた。