「じゃあ、はい」
「あ、うん」

大熊くんに針と糸をわたされる。

その瞬間、わたしの指と大熊くんの指があたる。
なんか、意識してしまう。
なんで?
なんでなの??

「よろしくお願いします!」
と、笑顔で言う大熊くん。


----------カ、カッコイイ



自然にもそう感じてしまった。