三面鏡に目をやった。 3つの鏡にはあたしが3人いた。 真ん中の自分をじっと見つめる。 汚れてる。心も、身体も。 「......馬鹿みたい。自業自得じゃん」 はっと自傷的に笑い、首元をカリッと引っ掻いた。 今の今まで気付かなかった、昨日付けられたキスマーク。 裕太と同じ、赤い印を。