ホタル




…神様は、やっぱり残酷だ。

あたし達二人を、きっと試してた。

わかっててあたしは、裕太を求めたの。
裕太だってそれは、痛い程わかってるはずで。

それでももう、どうでもよかった。

神様が見てようと、いつかあたし達に罰を与えようと、そんなの初めから覚悟の上だ。



裕太とひとつになれれば、何だって乗り越えられると信じてた。

例え赦されなくても、裕太と一緒ならいい。

裕太と一緒なら、地獄に堕ちても構わない。



そう、信じてた。