―――何が違ったの? 不細工さは変わらないのに私と何が違ったの? 答えなんて分からなかった。 ただ、私の側にあったのがメイクボックスだったから――― どんどんどんどん、化粧が濃くなって。 一度濃い化粧をしたら、もう引き算なんてできないの。 狂ったみたいに、塗りたくって、化粧時間が増えてくばかりで。 所詮、メッキなのに。 それでも新作化粧品を買いあさって、雑誌のメイクページを読み込んで… 私、頑張ったんだよ?