―――――ポン、 「!」 急に頭に柔らかい衝撃を受け、ビクッと身体を震わせればワシャワシャと撫でられる。 誰、と目を向ければ、もうすでに姿は無く、代わりにガララッ!と豪快にドアの開く音がした。 「はじめましてっ。 今岡高校から来ましたピュアで純粋な15才、相沢太陽です!」 「おーい。昨日までのんきに来てた奴がいつから転入してきたー。」 つうか、どこがピュアなんだーと呆れた顔をしてツッコむ丸井先生。 ………私の視界の中心にいたのは、金髪と同じくらいまぶしい笑顔を浮かべたアナタ。