佳伊は机に置いてある電話を取った。
「沙耶につないでくれ」
わかりました。と、音楽が流れる。そして「はい」と女の声が出た。
「これからASPHODEL−5の患者がくる。セカンドステージだ。なるべく救ってやりたいんだ」
「分りました。でも原因も不明ですし、してやれることは、余り無いと。。」
「かまわない。隼総動員でやってくれ」
「はい」
そう言って電話が切れる。

するとまた佳伊は受話器を取る。
「柳に繋いでくれ」
また音楽がな流れる。
「はい」男がでた。
「柳?この間言ってた風使いこれからくるぞ。お前も同席してほしいんだけど」
「わかりましあ」

そうして高露が来るのを待つ事になった。