「……もしもし」 「起きたか?」 低く優しい声。 「んー」 「遅刻すんぞ。送ってくから用意しとけよ」 「わかった」 電話を切りベットから降りた。 新しい制服に手を通す。 ネクタイは緑のチェック。 スカートも同じであたしは気に入った。 それを着崩し洗面所で顔を洗い鏡で髪をセットする。 髪色は茶色で時々ピアスが見え隠れする。