「ねぇ私って明日の深夜死ぬんでしょ?」 「まぁな」 「嘘っぽーい♪」 「嘘ちゃうで 金縛りになって、こぅやって毎晩夜死神に会ってんやから」 「たしかに金縛りだケド、口は動くし喋れるじゃん それに、キミが死神って証拠もないんだし」 明るく言う私に、キミは大きなため息を漏らす。 たしかに不思議なコトばっかりだケド、全てが夢なんじゃないかと思えた。