赤い愉楽

「失礼します」


その時怜奈の背後にある
ドアから聞こえる野太い声。


入ってきたのは屈強な
男の警官。


筋骨隆々の体躯に
愛想のかけらもない顔がくっついている。



「お客様をお連れしました」


そう言う筋肉マンの背後から
現れたのは


まるで正反対の細身の男。


細身とは言っても
適度の筋肉がつき

そのすらりと伸びた背と相まって
モデルのようなシルエットを作っている。